先日、長野の善光寺本覚院の小林さまから、頒布する御開帳限定「特別御朱印」に小社書籍から作ったもんきりを使いたいとのご相談*をいただきました。
*小社書籍に掲載の切り紙や紋切りなどの図案を個人使用以外での利用をご検討の際は、都度事前に小社エクスプランテまでご相談いただいております。
今回は小林さまにお願いして、御朱印の画像を送っていただきましたので、ご紹介いたします。
小林さま:
蓮の模様の穴の所は、当方にて下から色紙を当てさせていただき、
また、切り残った色紙で、華の落ちる感じを出させていただいております。
御開帳もあとわずかの期間ですが、一つ一つ丁寧に作って皆様に頒布させていただきたいと思います。
善光寺本覚院:https://www.zenkoji.jp/shukubo/list/hongakuin/#detail
下中:
最近、神社のヒトガタや御幣なども、多くは機械の型抜きになっていまい、
味気ないなあと思っていました。
集中して紙を切る時間というのが、神仏と対話する時間のような気がしています。
そこで、ちゃんと魂がこもるというか。
暮らしの中の丁寧な手仕事は残したいですよね。
各地でやっているワークショップでも、そんなことを伝えていきたいと思っています。
読者の皆さまからいただいたもんきりを楽しんでいらっしゃる様子や声をお届けしている、「読者の皆さまからのお便り」。
今回はもんきりの型紙をお仕事で使いたい、とご相談いただいたお便りのなかからのご紹介でした。
蒸し暑くなってまいりました、みなさまどうぞご自愛ください。
※蓮の花の紋は小社の紋切り型miniキット『紙あそび歳時記 咲く』や『紋切り型 のぞき紋』の冊子(2015年発行の第2版)に収録されています。