ツバメが飛ぶうちわ。

ヒナが巣立ち、渡りのための準備をする時期に、
夜は河川敷のヨシ原などにたくさん集まって休みます。
朝になり、目覚めた燕が飛び始めたような風情のうちわになりました。


重なったうちわを上から見た様子がピュンピュン飛び出ている感じが出ているなあ。
※ヨシ=アシで同じ植物を指します。
 アシは悪しを連想させるのでヨシ(=良し)と言い換えられました。

「ツバメが飛ぶうちわ」の材料

・うちわは小ぶりでかわいい「ちびうちわ」です。
・燕は1羽の紋が『紙あそび歳事記 咲く』『紙あそび歳時記 日本の行事』『紙あそび歳時記 お守りもんきり』に収録されています。
 なお、『紋切り型 風之巻』『いろはにもんきりあそび』に収録の「丸に向かい燕」を切り離して1羽にしても使えます。
・葉っぱの紋は「抱き割り葦」(『紋切り型 風之巻』)。
『こども文様ずかん』(平凡社刊)は、葦と燕どちらも収録されています。

エクスプランテのネットショップにて好評発売中の、「ちびうちわ1本+風之巻1冊セット」で作れます。
(画像の葦の紋は風之巻のカードブック収録のサイズ、燕は風之巻と付録の型紙の大きさの中間くらいです。お好みで縮小拡大してご使用ください。)


大きなうちわで紋切りを楽しみたい方は「うちわキット」がオススメです。
本キットには、ご紹介した紋のうち「葦の紋」を収録しています。


下の動画のようにお手持ちのお好きなかたちを使って、自由自在に「紋切りうちわ」をおたのしみいただけます。
お気に入りの「紋切りうちわ」で猛暑を乗り切りましょう。