鬼月(クイユエ)

雨のお盆です。
毎年ご先祖さまを迎えてはご接待しては送り返す。私たちにとってあたりまえのことではあるけれど、よく考えると不思議な習慣でもある。


かつては旧暦七月一日は「釜蓋の朔日」といって、地獄の釜の蓋が開く日だとされました。中国でもこの月を「鬼月(旧暦七月は鬼月(クイユエ)で、鬼門関(あの世の扉)が開く。中元節は民間では鬼節(クイジェー)ともいう。この時期は地下にいる鬼が地上に出ているので、夜になると子供は外に出るなと言われる。今でも不意に何か悪いできごとが起きたとき、「今日は鬼に出会っちゃった」「鬼を見た」という言い回しがあるそう。(中国語の「鬼」はオニではなく、亡者のこと)

窓の外をふとみると、小鬼が!?そうか、もう「鬼月(クイユエ)」だものなあ。



しもなかなぼ

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