コロナ禍で集まることができなかった時期に2年続けて「天道花」をネットで呼びかけたところ、みなさんから「やってみた」報告がたくさん寄せられました。
折々に「やってみる」自習を呼びかけたい!ということで、【本来の時期の七草って?自分の身の回りで「若菜摘」をやってみる「七草の若菜摘」】をテーマに、それぞれのご自宅での自習版 旧暦カフェ・ワークショップの呼びかけました。
さっそく届いた自習の様子をお届けいたします。
それぞれの旧暦カフェ・ワークショップ特別自習リンク:
あなたもおうちで参加してみませんか?それぞれの旧暦カフェ・ワークショップ 特別自習 「七草の若菜摘」2022年2月7日(月) 各自自習のため自由参加、参加費不要です
「旧暦カフェ」とは、旧暦の時間軸で日本の年中行事を見つめなおすエクスプランテの体験型ワークショップです。
行事を通じて伝えてきた人々の暮らしと知恵から学び感じる、知的好奇心をくすぐる自由研究の時間。
それぞれの旧暦カフェ 2022年の「七草の若菜摘」自習の様子
「七草の若菜摘」報告
2022年2月9日更新
こんにちは。
今日、2月6日は七草自習しました。
普段はポケモンハントに夢中なこどもたち。
ちかくの横浜・寺家(じけ)に、七草ハントに出かけました。
七草の写真と草図鑑をもとに、探しまわって「せり、みつけた!」と。
以上。
あとは、駆け回ることに夢中になりましたが。。。
一見すると枯葉だらけですが、その下に、
柔らかい緑が着々と芽吹いていることに気がつきました。
ハンターは、春をみつける感じは、楽しめた!?でしょうか。
N
こんにちは。
七草自習報告ありがとうございました。
私も近所での「若菜摘み」を試みました。
いくつかの空き地に目をつけていたのですが、、、
なんと2箇所も更地になっていた!(愕然)
自転車でぐるぐる回れる範囲で、頼りにしていた貴重な地面だったのに。
がっくりです。東京でも、どっこい生きている草たちの存在がどんなに心の支えだったか。
そういう隅っこさえも、痩せ細ってきてますね。
また、別の場所探さなきゃと思っています。
Nさんちの近くはいいなあ。
のびのびと草摘みできそうですね。
それでも、ちょこっとずつですが、道端から集めてきました。
ハコベとハハコグサぐらいです。
ホトケノザも生えていたのですが、これは食べられない。
春の七草の「ほとけのざ」は「コオニタビラコ」のこと。
せり なずな ごぎょう(ハハコグサ) はこべら(ハコベ) ほとけのざ(コオニタビラコ)
すずな(カブ) すずしろ(ダイコン〕
うちの七草粥(2回目)はごぎょう(ハハコグサ) はこべら(ハコベ)すずしろ(ダイコン〕の3種類となりました。ちなみに、七草は七種のことで、この草でなければならないこともないそうですよ。ヒジキなどのこの時期に取れるものでお粥にする地方もあるようです。なるほど、この時期もっと寒くて若菜などない地方もあるものね。
ちょっと残念な「若菜摘み」だったけど、それでも毎年同じ時期に近所の(たとへ小さくても)地面を見回る習慣というのはいいなあと思いました。気候の変化、環境の変化の定時(定点)観測になるね。
この時期のハコベは、本当に柔らかい。その柔らかさに触れただけでも幸せ〜。
こんな隙間にも映えるハコベ。柔らかい体のわりにしたたかもの。
ハハコグサはまだこんな小さな芽でした。
ホトケノザも柔らかそうだけど、、これは食べられず。
下中菜穂
これまでの旧暦カフェ・ワークショップ:https://www.xpl.jp/tag/kyurekicafe/