釜敷き

重なる輪の文様

幾つもの輪を重ねた幾何学的な文様。
藁や竹を編んだ「釜敷き」に見立てた。
かまどで飯を炊くための羽釜は、とうの昔に暮らしの中から消えたけれど、かつて釜は呪術の道具でもあった。
今でも「湯立神楽」や「釜鳴り神事」が今でも残っている。
似た紋に「金輪」がある。
こちらは法具の錫杖の輪。ジャーンと鳴らせば厄を除けられる。

輪が重なる紋は『紋切り型 天の巻』『紋切り型 地の巻』に収録。

しもなかなぼ

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