梶の葉

短冊以前のこと

色とりどりの短冊に願い事を書いて笹につるす七夕飾り。
これは江戸時代以降のこと。それ以前の七夕では、五色の糸や布、和歌をしたためた梶の葉などを飾り、機織りや裁縫、和歌の上達を祈る行事だった。
今でも古い行事を守り続けている京都の冷泉家では、梶の葉に里芋の葉にたまった露で墨を摺って和歌を記すのだという。

この紋は「立梶の葉」。
『紋切り型mini 紙あそび歳時記 日本の行事』に収録。

しもなかなぼ

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