瓢箪2

どんどん増える

瓢箪は古くは「ひさご」ともいい、縦に二つ割って柄杓にとした。
秀吉は勝ち戦の度に馬印の瓢箪を増やし、末には千成瓢箪を掲げたという説がある。
どんどん増える瓢箪の生命力をわが物にしたいと考えたのだろう。
瓢箪がころころと並んださまは愛嬌があって、思わず頬が緩む。六つ並べて「無病」と読めば息災を祈るかたちに。

この紋は「入違ひょうたん」。似た紋の「三つ追い瓢」を『切り紙 渦巻きぐるり』に収録。

しもなかなぼ

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