木瓜形

窓枠として使う

長い畳敷きの薄暗い廊下の突き当たり。
ほんのりと美しい光をたたえる障子窓。
江戸東京たてもの園で出会った木瓜形。
木瓜の外枠だけをこんなふうに使う工夫に息を飲む。
文様が血や肉となった職人の技だろう。
木瓜は鳥の巣と卵を象ったものとも、瓜の切り口とも言われるが、どちらにしても、子孫繁栄に通じる文様。多くの家が使う人気の家紋だ。

似た枠の型紙を『紋切り型 豆紋2』『紋切り型 のぞき紋』に収録。

しもなかなぼ

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