春霞

霞か雲か

屏風や絵巻物では同じ平面でも、時間が経過したり、場面が変わったり、空間を省略したりするときに雲や霞が登場する。
隠れたところは想像してねというアイコンだ。これをエ霞という。
着物の柄の切り替えに霞を使うことも多い。便利に用いてきたからか、こんな曖昧でかたちのない霞は家紋としても使われる。
本当に日本人は面白いなあ。

この紋は「春霞」。『紋切り型 地の巻』『紋切り型mini 紙あそび歳時記 日本の行事』で作れます。

しもなかなぼ

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