木枯らしが吹いたとある日、木の葉や木の実が舞い踊る東京・小金井市にある江戸東京たてもの園に、たてもの探検ワークショップの下見に伺ってきました。
なぼさんは、もう何度目かの訪問です。
園内に入ると、文様スイッチが入って「あっ、あそこにも文様が!こんなところにも!」と来園のたびにたてものにひっそりと隠れた文様を見つけています。
なぼさんとかくれんぼで遊んで「あー、みつかっちゃった」と言いたげ(?)な、文様たち。
季節も変わり、日の落ちるのもすっかり早くなりました。
園内に集められた、美しく懐かしいデザインのたてものを見せていただきます。
ワークショップ当日の部屋の明るさを確認したり、展示方法の可能性を探りながら、なぼさんの頭の中にワークショップのイメージが広がります。
お邪魔したこちらのおうちは、実は古い写真館のたてもの。
撮影用の背景や小道具が、静かに展示されていました。
下見を終えて写真館から外に出ると、目の前にちょうど西日に葉を輝やかせる大きな木がお見送り。
帰りは風にコロコロと舞う落ち葉のベッドをザッザッと靴で踏みしめたり、ケヤキの種が遠くに飛ぶ知恵のお話をしてくれたり、ちいさな魔法の杖のような木の枝を拾ったりしながら帰路につくなぼさんでありました。
江戸東京たてもの園での文様探検ワークショップ「たてもの文様切り紙づくり」は、2016年11月26日(土)に開催予定です。ぜひご一緒に、文様探検をたのしみましょう。
(ワークショップ参加費無料・入園料別途、事前に往復はがきでのお申込みが必要です)