七五三のお祝いに もんきり遊びと背守り

七五三を紋切りあそびや背守りで祝う

11月15日は、七五三のお祝いの日。
この頃は、少し早めにお祝いするご家庭も多いようですね。

子どもの健やかな成長を願う、七五三。
小さな袴、着物、髪飾り・・・一つずつ出して準備をする時間も、うれしく大切なひとときです。
そこで今日は、七五三のお祝いにおすすめのエクスプランテのアイデアをご紹介したいと思います。

『紙あそび歳時記 日本の行事』出版記念 七夕に紋切りあそび

まず今年七五三をお祝いするご家庭にぴったりなのが、小社エクスプランテの『紙あそび歳時記 日本の行事』でもご紹介しております、紋切り遊びで飾るオリジナルの「七五三の千歳飴袋」です。
白い画用紙で袋をつくり、取っ手には少し厚めの紙を使って、お好きな日本のかたちをもんきり遊びの切り紙で作り、自由に飾ります。
つる、かめ、松、竹、梅・・・お祝いのかたちには、ひとつひとつ意味や願いが込められています。
ぜひお子さんとご一緒に、そのかたちと、かたちに隠された願いも共に楽しみながら作ってみませんか。

また、お孫さんやご親戚、お知り合いに七五三のお祝いをする方がいらっしゃるときは、小社書籍『紙あそび歳時記 祝う』で作れる「もんきりぽち袋」はいかがでしょうか。
『紙あそび歳時記 祝う』には、お祝いにぴったりのかたちを集めた紋切り型と和紙折り紙がセットになったキットですので、お好きな紋切りを選んで切り、付属の無地のぽち袋(4枚入り)に貼るだけで、すぐに心のこもった自分だけのぽち袋作りをお楽しみいただけます。

市販ののし袋をもうお手元に用意している、という方は、『紙あそび歳時記 日本の行事』でご紹介しております「紋切りのし袋」のアイデアもおすすめです。
のし袋に、お好きな紋切りの切り紙を添えるだけで気軽に作って贈れますので、子どもの成長を共に喜びお祝いするのにぴったりです。

お祝いの時にぴったりな「日本の伝統的なかたち」をお探しの方にお勧めの本
四季の花を集めた『紙あそび歳時記 咲く』
おめでたいかたちを集めた『紋切り型 めでたづくし』
蛇腹に折って切る連続模様『新版 文様切り型』
紋切り型がはじめての方の入門書にも最適な『いろはに もんきりあそび』など

『紙あそび歳時記 日本の行事』出版記念 七夕に紋切りあそび

ここで、今年の七五三を背守りを楽しみながらお祝いをしたという読者の方から素敵なお話を伺うことができましたので、皆さまにもぜひご紹介したいと思います。
その方は、お子さんの晴れ着の着物の背に、ちいさな背守りを作り縫い付けて、七五三のお参りにいらっしゃったそうです。

「背守り(せまもり)」とは、大人用の背巾の広い着物と違い、背に縫い目のない子どもの小さな後姿を守る、縫い目模様。背後から忍び寄る魔物から守るために、幼子の着物の背に縫い付けたと言われる、小さなおまじないのしるしです。
小社書籍『背守り練習帖』には、くわしい解説と背守りの縫い方や図案、実際に背守りを縫える丸カードと針と糸のセットや、さらに楽しみ方まで掲載しておりますので、ご興味おありの方はぜひご覧ください。

私は橘と折り鶴と2種類作りました。
お友達も男の子だけど、背守り作って付けました。

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子供の成長を願う母の気持ちは今も昔も同じ。
あまり上手ではないけれど、気持ちを込めながらひと針ひと針さしていく事に意味があるんだと感じました。・・・

 

すてきなお写真をお送りいただき、ありがとうございます。
『紙あそび歳時記 日本の行事』出版記念 七夕に紋切りあそび

ちいさな背中を見つめる、やさしい眼差し。
晴れ着を準備する、喜びの時間。

どうぞ、皆さんのまわりの子どもたちも、健やかでたのしい日々を過ごせますように。
七五三、おめでとう!