11月15日は、七五三のお祝いの日。
離れたお孫さんやお友達の七五三のお祝いに、手づくりのお守りもんきりを葉書にのせて贈ってみませんか。
葉書で贈る「お守りもんきり」
用意するもの
・はがき
・はさみ、カッター、カッティングマット(*はさみだけで作れる型もあります)
・型紙をとめるホチキス(クリップ、貼って剥がせるノリなど)
・『紙あそび歳時記 お守りもんきり』
2018年の新刊『紙あそび歳時記 お守りもんきり』には、日本で古くから伝わる様々な「かたち」の中でも、特に「願いを込めて」使われてきた特別なかたちを集め、解説と共に掲載しています。
そこには単なるデザインとしてではなく、たくさんの人々の想いが磨き上げ、長い年月を経て培われてきた優しく美しい「かたち」がありました。
解説からそれぞれの歴史や背景、込められてきた想いや希望を読み解き、お好きな「かたち」を選んでみましょう。
七五三には、こどもの健やかな成長を願って使われてきた「かたち」を、切り紙「紋切り遊び」で楽しみながら葉書に貼れば、遠く離れたお孫さんやお子さんのお祝いにも気軽に贈って「おめでとう!」の声を届けることができます。
切り紙というと「細かくてちょっと難しそう」と敬遠される方もいらっしゃるかもしれませんが、『紙あそび歳時記 お守りもんきり』の中でも「双瓢(ふたつひさご)」や「桃」などの伸びやかなかたちは、カッターはなくてもハサミだけで作れて切りやすいので、もんきり遊びははじめて、という方にもおすすめですよ。
もんきりを切ったら、あとは葉書に貼りつけて乾かせば出来上がり。
「桃」には、緑色の紙の切れはしを桃の葉に見立ててつけてみたり、
親しみやすいかたちなので、アレンジも気軽に楽しめます。
カッターをお持ちの方は、かわいらしい丸みの「団扇橘(だんせんたちばな)」にも挑戦してみませんか。
七五三のお祝いに、そして、お祝いへのお礼状としても。
さぁ「お守りもんきり」のかたちにそっとお祝いのことばを添えて、遠く離れた大切な人へ届けましょう。
*葉書に紋切りを貼る時は、ノリを紋切りの裏の全面につけて、浮いている部分がないようにしっかりと貼ります。
【紙あそび歳時記 お守りもんきり】とは
日本の伝統的なかたちを切り紙にして、そのかたちに込められてきた願いや祈りの歴史を知り、まるで「お守り」や「おまじない」のように気軽に身に着けたり暮らしで使って楽しめる、もんきりあそびの【紙あそび歳時記】シリーズ第四弾、2018年夏の新刊ミニキット。
今回ご紹介した子供の健やかな成長を願う「双瓢」、「桃」、「団扇橘」などの紋切り型も、いわれや解説と共に掲載。型紙と和紙折り紙も入っているのですぐに紋切り遊びがお楽しみいただけます。
「お守りもんきりプロジェクト」とは
あなたが紋切りで作った「お守りもんきり」や、みんなの「お守りのお話」エピソードをシェアして、「お守り」や「縁起なおし」「おまじない」などについてご一緒に思いをめぐらす、ゆるやかな自由研究プロジェクト。
https://www.xpl.jp/project/monkiri/omamori/
かたちの中に込められてきた様々な願いや望み。
皆さんもこの七五三に、お守りもんきりをはがきにのせて贈ってみませんか。
(みなさんが作った「お守りもんきり葉書」も、宜しければぜひシェアしてください)