エクスプランテの外で起こっているたのしそうな情報をお知らせする、「キキミミ情報 #kikimimi-info 」。大阪府・堺市博物館から「剪紙 ―暮らしを飾る切り紙細工―」展の情報が聞こえてきました。
小社出版『窓花 中国の切り紙』の共同著者でもある丹羽朋子さん(人間文化研究機構総合人間文化研究推進センター特任助教)と下中菜穂によるこちらの展示では、中国黄土高原の剪紙「窓花」と日本各地の伝承切り紙(宮城県南三陸町の「キリコ」、山形県米沢市(置賜地方)の「キリハライ」、新潟県の「ハッチョウガミ」、高野山の「宝来(ほうらい)」など)と、それらの切り紙の製作・伝承に関するパネルが展示され、期間中12/15(土)には「無形文化遺産ワークショップ 中国の赤い窓花、日本の白い切り紙を作ってみよう(要事前申込み)」、そして翌12/16(日)には「第24回無形文化遺産理解セミナー 中国黄土高原の暮らしを彩る窓花を訪ねて(要事前申込み)」も開催されるそうです。
無形文化遺産シリーズ展「中国と日本の切り紙―新年を迎える紙の花」についての情報や、ワークショップ、セミナーへの詳しいお申込み方法(11/20より受付開始)は、下記堺市博物館サイトのページをどうぞご覧ください。
http://www.city.sakai.lg.jp/kanko/hakubutsukan/unesco/renkei/renkei2018.html#cmspaper
堺市博物館
http://www.city.sakai.lg.jp/kanko/hakubutsukan/
暮らしの中で育まれてきた儚い切り紙。
人々が願いを込めてきた「かたち」にご興味おありの方は、ぜひお立ち寄りのうえお楽しみいただければと思います。
以上、キキミミ情報でした。