茗荷

名札を着けた釈迦の弟子

自分の名前も忘れるので名札を着けていた釈迦の弟子いた。
彼の墓に生えたので、草冠に名を荷(にな)うと書いて茗荷という。
食べると物忘れがひどくなるという俗信はそこから生まれたのだろう。
仏の加護を受けることを冥加といい、同音のめでたさから文様になったのか。
最近の研究では、むしろ香りの成分に集中力を増す効果があるという。

この紋は「入違茗荷」。
似た「中陰変り抱き茗荷」が『紋切り型 めでたづくし』で作れます。

しもなかなぼ

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