瓢箪1

何でも出る、どんどん出る

宇治拾遺物語には、助けた雀にもらった種をまくと、実った瓢箪から米がずいずいと出て来る話がある。
その他にも、御馳走や金の粒など、瓢箪からはいろんなものが出る出る。
歌に馬に仙人、蛇や虫までも。瓢箪の空ろには不思議な力が宿ると考えられた。
中世から近世にかけては瓢箪を叩いて念仏を唱えて歩く人々もいた。

この紋は「双瓢」。
『紋切り型 豆紋』『いろはにもんきりあそび』『紋切り型mini お守りもんきり』に収録。

しもなかなぼ

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