福良雀のかんざし

愛嬌ものの雀

都心のカフェのテラスでのこと。
雀がテーブルのすぐ近くまでやってきて小首をかしげる。
と、常連らしき人が慣れた手つきでパンくずを投げた。
雀は人里にすみ、いつの世も人と共に生きてきた。
これは可愛い方の雀の紋。
ちょっと季節は早いけれど、羽毛を膨らませて暖をとる冬の雀。
福良雀と書いて、愛嬌だけでなく縁起もいい。

この紋は「ふくら雀」。
似た雀の紋は『紋切り型 天の巻』に収録。

しもなかなぼ

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