秋の実りをことほぐ

黄金色に光る波のように、重く垂れた稲穂。
どこからか豊作を祝う秋祭りのお囃子が聞こえてきそう。
稲穂を積み上げて神に感謝する神事を行った者が穂積、鈴木の姓を受け、家紋に稲紋を使う家が多いのだという。
熊野地方では稲穂を積んだものをススキと呼ぶそうだ。
風に揺れる黄金色の稲穂からは、心地よい鈴の音が聞こえてきそうだ。

この紋は「二ツ稲」。
稲の紋「稲の丸」を『キリガミ 渦巻きぐるり』に収録。

しもなかなぼ

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