豆造

江戸時代の人気者

元禄時代、京阪に散切り頭で曲芸をする大道芸人がいた。
その名前が「豆造(蔵)」。または「弥次郎兵衛」という。
そう! 一本足でゆらゆら揺れる玩具のルーツがこの人。
菅笠に一本足のこの紋は、近世に新しくつくられたものだ。
思わず稲田に立つ案山子に見立てた。
田畑の鳥獣から守る案山子は、神様の依り代とも考えられる。

この紋は「二ツ豆蔵菱」。
『いろはにもんきりあそび』に収録。

しもなかなぼ

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