打板(ちょうばん)

時を知らせるかたち

時代を超え人の身体を通して伝えられて来た能という芸能。
そこにもたくさんの文様がちりばめられている。
能装束の腰紐に描かれた不思議なかたちは打板。
雲に似ていることから雲板とも。
禅寺で起床、就寝、食事、参禅などの時を知らせるために鳴らされた銅製の打楽器。
鎌倉時代に禅宗と一緒に伝来した。家紋にもなる。

打板の紋は『もんきりがた らくらくの巻』『紋切り型 天の巻』に収録。

しもなかなぼ

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