飛蝶

菜虫が蝶となる頃

「初蝶来 何色と問ふ 黄色と答ふ」(高浜虚子)。
越冬した蝶が再び舞い、青虫は蛹に、そして蝶へと生まれ変わる頃。そ
の劇的な変化を死からよみがえる姿と見て、戦国武将は陣羽織に蝶の文様を描いた。
ギリシャ語では蝶をプシュケ(霊魂)といい、中国の荘子は自らの存在を胡蝶の夢ではないかという。
魂もふわりふわりと舞い飛ぶ春の日だまり。

この紋は「光琳胡蝶」、『紋切り型 のぞき紋』で作れます。

しもなかなぼ

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