瓦の中の小さな文様

あ、こんなところにも小さな蔦が。
瓦屋根の家は近頃、めっきり減ってしまった。
こんな散歩の小さな楽しみも一緒に失われていく。
寂しいなあ。江戸時代の風俗画を見ると、遊女達の多くが着物に蔦紋を使っている。
お客に絡んでたくましく生きるということで、客商売の彼女達の心情を表したのだろう。
商家も蔦紋に商売繁盛の縁起を担いだ。

この紋は「中陰蔦」。
『紋切り型 地の巻』で作れます。

しもなかなぼ

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