破れ麻の葉

崩しの美学

お盆の迎え火にオガラを燃やす地方も多い。
オガラとは麻の皮の繊維を取った後の茎。芯は軽くよく燃える。麻の葉文様は産着だけでなく帯や襦袢、小物にと広く使われる。
江戸時代、歌舞伎の八百屋お七の衣装として大流行。様々なバリエーションを生んだ。破れ麻の葉もそのひとつ。あえて、完璧な幾何学模様を崩すという美学。

麻の葉文様は『新版文様切り型』で作れます。

しもなかなぼ

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