唐辛子

江戸の唐辛子売り

「とんとん唐辛子、ひりひり辛いが山椒の粉、すはすは辛いが胡椒の粉、七味唐辛子…」。赤くて大きな張りぼての唐辛子を肩に掛け、声を張り上げながらやって来たという江戸の唐辛子売り。この張りぼてにはふたがあって、売り物の七味唐辛子をそこから取り出したとか。紋章の唐辛子も、すはすは辛味の効いた洒落っ気が生んだものか。

この紋は「三ツ並び唐がらし」。『キリガミ 渦巻きぐるり』に「唐辛子巴」を収録。

しもなかなぼ

カテゴリー: お知らせ   タグ:   作成者: エクスプランテ   この投稿のパーマリンク

関連記事