五徳

「くどこ」が「ごとく」

今では火鉢も囲炉裏も遠くなった。
そこにあった五徳という道具もあまり見かけない。
もとは竃子(くどこ)と呼ばれ、丸い輪を上に使っていた。
戦国時代に茶道が広まり、それを小さい茶炉で逆さまにして使った。
だから名前もひっくり返して「ごとく」になったという。
「徳」の字をあて、めでたい意味を付け加え紋にもなった。なんとも愉快な来歴。

この紋は「丸五徳」。『紋切り型 ものづくし』でつくれます。

しもなかなぼ

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