氷割れ文様

水ぬるむ季節に

硬く凍っていた氷がゆるみ、ひびが入る。
そんな小さな変化に、春の兆しを感じ取って、写したのが「氷割れ文様」。
梅と組み合わせて描かれることが多く、氷に梅花が散り敷く早春の風景をつくりだす。
この頃は、七十二候でいえば「魚上氷(うおこおりをいずる)」。
氷の下でも水はぬるみ、魚が飛び出す季節。
春はもうすぐそこまでやってきている。

梅の紋は「光琳梅」、『いろはにもんきりあそび』に収録。そばちょこは『切り紙 そばちょこ』より。

しもなかなぼ

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