紀伊半島の中ほど、遠井(とい)村を訪ねた。
古い物語がたくさん織り込まれた風景。
今は静かに眠っているけど、Sさんの案内で見て回ったことで、
かつての地域の姿の幻影を見てしまったような、不思議な感覚。
明るい棚田や川で遊ぶ子どもたちの歓声、巡礼道を歩いてくるお坊さんやお乞食さん。
お風呂に入らないとフルツクが来るぞ〜と脅かされるこども、、、。
ミツマタと椿の花が盛りでした。
村のあちこちに祀られた神様の神饌は、ほとほと散る椿の花。
紀州の山の精気を分けてほしくて、
枝をいただきました。
挿し木がうまくいけば、くさっぱら公園に植えましょう。
しもなかなぼ