輪の向こう側は

今年も夏越がすぎた。
茅の輪をくぐるたびに思うのは、
輪の向こう側の世界のこと。
くるくるとくぐるうちに、ふと別世界に踏み込んでしまうのではないか。
あるいは、同じに見えて、日々新しい世界に生まれかわっているのか。

しもなかなぼ