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この小さな米粒のような花が愛らしいなとは思っていた。
しかし、名前の通り、藪を枯らす勢いであちこちに伸び広がる厄介なやつとも。
ところが!先日ラジオでこんな話を聞いたことで、
この植物が俄然好きになった。興味深い。
その1
蔓を延ばすときに、味覚のようなセンサーによって、自分と他の植物やモノを区別している。
自分には巻き付かぬように。
その2
小さな花はピンクとオレンジのものがあるが、これは、ひとつの花が次のように性転換をする過程である。
オレンジ(雄花 蜜を出す)→ピンク(蜜を出さない)→オレンジ(雌花 蜜を出す)→ピンク(蜜を出さない)
ええっ!そうだったんだ。
確かにオレンジはじんわり濡れているけど、ピンクは乾いている。
よくみると、雄蕊のついたオレンジとツンと1本だけ雌蕊だけのオレンジがいるではないか。
いやあ、身近な植物にも謎はいっぱい!すごいなあ。
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しもなかなぼ