もんきりあそびとは
「紋切り型(もんきりがた)」という言葉があります。これが、江戸時代にあった「紙切り遊び」の型紙の呼び名だったのを知っていますか?
「紋きり遊び」は、紙を折り、型紙どおりに切り抜いて「紋」のかたちをつくるもので、寺子屋の教科書にものっていました。
このころ、人々は紋や文様を着物やのれん、提灯や食器、てぬぐいなどの、生活のあらゆる場面で使い、そのデザインを自由自在に工夫し、遊びつくしていました。「紋」は、そういう人々の生活や歴史を刻んだ、ユーモアや機知にあふれる美しい形の宝庫です。
さぁ、私達も「日本のかたち」で遊んでみましょう。