日本の年中行事をもっともっと元気にする活動をするコミュニティ「いとよし」さんの主催で、2019年10月6日(日)に東京 杉並区の西荻窪駅そば にあります一欅庵(いっきょあん)で開催した「もんきりワークショップ」の様子をご報告いたします。
西荻窪の一欅庵さんでのワークショップ。
大きな欅の木のある古いお宅の和室で行いました。
長い廊下と広いガラス窓。そこから見えるお庭のパノラマ。
ああ、かつて日本人は、こんな風に季節の移ろいを取り込んで暮らしていたのだなあ〜。とつくづく思わせる空間でした。
もんきり行灯をレイアウトする作業も、その気持ちの良い廊下に並んで。
美しい陰影のある家には、行灯が生える場所が沢山ありました。
一欅庵の2階座敷には、素敵な文様世界が。
上の障子は「かすみ」下の半月窓は「雨」。
見る角度を変えると雨は様々な表情を見せるという凝ったものです。
自然をこのように抽象化して暮らしに取り入れる。先人たちのこんな自然の楽しみ方には脱帽します。
下中菜穂
みなさんと一緒にもんきり遊びを楽しみながら、昭和の生活の陰影の美しさを味わい再発見する、うれしい秋の一日となりました。
ご参加の皆さま、そして、いとよしさん、一欅庵の皆さまもありがとうございました。
エクスプランテでは、もんきり遊びを楽しみながら豊かな日本の「かたち」を私たちの手で使い・伝えるワークショップを開催しております。
次回予定の詳細が決まりましたらサイトでもお知らせいたしますので、ご興味おありの方はぜひご一緒にご参加ください。