【自習ご報告：３】それぞれの旧暦カフェ・ワークショップ特別自習（8）月と菊。そして山

◉旧暦カフェ　「やってみる」自習シリーズ

今回の「旧暦カフェ」自習は「重陽」、しもなかなぼの報告をお届けします。
https://www.xpl.jp/ws-20221004jisyu/

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しもなかなぼ（東京都）

旧暦重陽、菊の節句は10月4日。
秋らしい青空の広がる10月2日に大磯にいきました。

無性に秋の田園風景にの中に身を浸したくなって、
日帰りで行けるのはどこ？と考えました。
東海道線の車窓の風景が都会のビル群から風通しのいい野山に変わるあたりが大磯。
降りて歩いてみよう。地図には谷戸らしき場所もある。

駅に降りて、さてどっちに行こう？こっちかな？と気の向くまま歩きはじめて、、、。
住宅地を抜け、神社があって、、、ありました。
黄金色の風景。これこれ！

たわわに実った稲。

その足元にはオモダカの花。

こんもりとした雑木林に囲まれた谷戸。
スズメウリの愛らしい実も見つけました。

谷戸の畑の際には必ず花が咲いている。
作物以外の花を育てている。
それがなんとも好ましい。
こんな花の中にご先祖さまとして住んでいたい。

雑木林にはスズメウリ。
カラスウリにワレモコウ。
幼い頃に遊んだ野原で親しかった友と久しぶりの再会。

少し小高いところから谷戸見下ろす。
視線がす〜っと遠くに伸びる。
遥か向こうには海も輝きも。
豊かな実りの風景。
世界は美しい。

じんわりと味わう。
呼吸が楽になる。

これが、「登高」ということかもしれないなあ。

さらにズンズン歩いて海まで来た。

海へ、山へ。
目の前の暮らしから、
少し外れて出かけること。
行事には、そんな深呼吸の時間が組み込まれている。