◉旧暦カフェ 「やってみる」自習シリーズ
今回の「旧暦カフェ」自習は「亥の子(いのこ) 十日夜(とうかんや)」の提案でした。
* * * * *
西村優子さん(神奈川県)
伊勢貞丈の「包之記」に、『玄猪餅の包』が丁寧に示されています。
お月見用の「たばる」お菓子がこんなに売っているなんてびっくり!
何度か折ってみたことはあるものの、なかなか解明できない折形のひとつ。
出来上がりの姿はとてもシンプルですが、完成まで導かれる手順は複雑でどこをどう折っているのか。感覚的なのか。
あらためて折ってみてこの幾何学性は、どう導かれてきたのかのか気になることがあるけれども、
それでも少しでもうつくしい形として、文化を受け継ぐひとつの手段であることは、とても魅力的に感じます。
折形を学ぶまでは、玄猪餅すら知りませんでした。歳時を折り続けながら、まだまだ探ってみたい気分になりました。
* * * * *
- 【自習ご報告:4】それぞれの旧暦カフェ・ワークショップ 特別自習(9)亥の子(いのこ) 十日夜(とうかんや)
- 【自習ご報告:3】それぞれの旧暦カフェ・ワークショップ 特別自習(9)亥の子(いのこ) 十日夜(とうかんや)
- 【自習ご報告:2】それぞれの旧暦カフェ・ワークショップ 特別自習(9)亥の子(いのこ) 十日夜(とうかんや)
- 【自習ご報告:1】それぞれの旧暦カフェ・ワークショップ 特別自習(9)亥の子(いのこ) 十日夜(とうかんや)
これまでの旧暦カフェ・ワークショップ:https://www.xpl.jp/tag/kyurekicafe/